私たちの皮膚の毛穴には、アクネ桿菌が常在菌として、いつも住んでいます。つまり、正常な肌でもホルモンのアンバランスやストレスなど、ちょっとしたきっかけで、ニキビができる可能性がひそんでいるのです。
肌は一番下から皮下組織・真皮・表皮によって構成されています。正常で健康な肌は、新しい皮膚細胞ができることによって各層が上へ持ち上がりはがれおちるという、ターンオーバーがスムーズにおこなわれます。その周期は約28日間周期といわれています。
ターンオーバーは年齢を重ねるにつれて乱れが生じます。おおよそ、30代で40日間、40代では55日間といわれており、そのため大人のニキビは治りにくく、シミにもなりやすい傾向にあります。
このターンオーバーが乱れると、肌の表面にたまった汚れや過剰な皮脂なので毛穴がつまります。ニキビの形成は肌の表面に出てくる2・3週間前に始まっています。古い角質が過剰になった皮脂と混ざりあって、皮脂が出口で固まり、まるでボトルのコルク栓のように角栓を形成していきます。
角栓ができると、ニキビの元凶『アクネ桿菌』は、毛穴にたまった皮脂を栄養にして繁殖していきます。それと同時に、自分がもっているリパーゼで、皮脂を脂肪酸(過酸化脂質)に変え、炎症を起こさせます。こうしてニキビができます。皮脂分泌の過剰や、肌表面に古い角質が蓄積することが、ニキビの原因の一つなのです。
